大手メーカーが使用
シーアールイー(CRE)は1月31日、静岡県掛川市でBTS型物流施設「ロジスクエア掛川」が同日竣工したと発表した。国内大手メーカーの専用センターとして2月に稼働を開始する。テナントの具体的な社名は明らかにしていない。
施設全景
「ロジスクエア掛川」は掛川市の菖蒲ヶ池工業団地に隣接する工業地域に立地。東名高速道路の掛川ICから約3.7kmで、県道403号磐田掛川線を通じて国道1号線にもアクセス可能。静岡県内に加えて関東・中部エリアもカバーできると見込む。
所在地
地上3階建て(倉庫2層)の倉庫棟と平屋建てのテント倉庫から成り、総延床面積は1万4235.84㎡(4306.34坪)。環境対策で外壁の高断熱化、全館LED照明、倉庫内人感センサー照明、節水型衛生器具を採用し、環境や省エネルギーに配慮しており、CASBEE静岡のランクA、BELS評価★★★★★(ファイブスター)、ZEB Orientedの認証を取得済み。
エンバイオ C・エナジーが屋根の一部で太陽光発電システムを導入しており、生み出した電力は自家消費する。蓄電池も設置し、停電時でも継続して一部電力を供給できるようにしている。
■施設概要
名称:ロジスクエア掛川
所在地:静岡県掛川市高御所字新田92 外
敷地面積:16,791.76 ㎡(5,079.50 坪)
用途地域:工業地域
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模:普通倉庫 鉄骨造 地上3階建て(倉庫部分2層)
テント倉庫 平屋建て
延ベ面積:合計14,235.84㎡(4,306.34坪)
着工:2023年2月1日
竣工:2024年1月31日
設計施工:鈴与建設株式会社
上空からの全景
倉庫内部
エントランスホール(いずれもプレスリリースより引用)
(藤原秀行)