Hacobu、トラックドライバー向けスマホアプリで軒先条件を地図上に描いて投稿・シェア可能な機能追加

Hacobu、トラックドライバー向けスマホアプリで軒先条件を地図上に描いて投稿・シェア可能な機能追加

運転業務効率化支援の「物流情報マップ」を刷新

Hacobuは2月9日、トラックドライバーの業務効率化を支援する無料のスマートフォン用アプリ「MOVO Driver(ムーボ・ドライバー)」で提供している「物流情報マップ」を刷新し、新たに「構内見取り図」機能を追加したと発表した。

MOVO Driverは昨年6月に提供を開始。「物流情報マップ」は同年10月に追加した機能で、全国の物流拠点情報、軒先条件のほか、大型車が駐車可能なコンビニやシャワー付きのガソリンスタンドなどの地点情報を登録している。ドライバー業務に役立つ情報をアプリユーザーが追加、ドライバーがマップ上で確認できる。

「構内見取り図」機能はドライバー自身や物流拠点の担当者らが軒先条件を地図上に描いて投稿することが可能。入り口や出口、受付、構内待機場などの場所を記入し、物流拠点での動線をあらかじめイメージできるようサポートする。

旧来は軒先条件をテキストだけで伝えるには限界があり、地図上に必要情報を記載して情報伝達が行われていたが、地図上に情報を描いて情報伝達するには「地図をキャプチャ⇒お絵かきツールで記載⇒伝達」と複数アプリを使わざるを得ず、煩雑なのが課題だった。

そうした状況を考慮し、新機能はアプリ上で全て完結できるよう配慮している。

各地点情報の項目に、電話番号やURLなどの項目を追加し、GoogleマップやYahoo!マップでルート検索できる機能を追加。地点の情報を確認した後、電話やウェブで確認するなどスムーズに次のアクションを起こせるとみている。

さらに、物流拠点に関する情報を、自由に入力できる項目を追加。トイレの利用可否や入場時のルールなど、定型の項目ではカバーしきれない内容を書き込めるようにしている。

(藤原秀行)※いずれもHacobu提供

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