自動車の「型式指定」不正続発受け、有識者らの検討会初会合を4月9日開催へ

自動車の「型式指定」不正続発受け、有識者らの検討会初会合を4月9日開催へ

国交省が発表、新たな対策議論

国土交通省は4月5日、自動車の「型式指定」申請に関するメーカーの不正が相次いでいることを踏まえ、有識者らが対応策を検討する「自動車の型式指定に係る不正行為の防止に向けた検討会」の初会合を4月9日に開催すると発表した。

型式指定は自動車の大量生産に不可欠な認証。国交省が既に罰則強化などを進めてきたが、ダイハツ工業などの不正事案が後を絶たないため、さらに防止策を講じることにした。

検討会は弁護士や大学教授、交通安全環境研究所長らで構成。国交省の鶴田浩久物流・自動車局長ら同局の幹部も参加する。

議論に際しては、型式指定の制度が抱える欠陥や、国交省の管理体制の問題の有無についても明らかにしていくことが求められる。

(藤原秀行)

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