TOBなど通じ株過半取得目指す
米投資ファンドKKR傘下のロジスティードが、アルプスアルパイン系のアルプス物流を買収する方向で最終調整に入ったことが分かった。
TOB(株式公開買い付け)などを通じ、過半の株式取得を目指すもよう。電子部品に強いアルプス物流を子会社化し、3PLの事業基盤強化などにつなげたい考えだ。
近く正式発表する。
アルプス物流は5月8日、ロジスティードからTOBを通じた買収提案を受けていることを認めた上で「現時点で決定している事実はない」とのコメントを発表した。
(藤原秀行)