物流施設の災害時備蓄品拡充
プロロジスは8月8日、物流施設の災害用備蓄品として、新たに仮設トイレを採用すると発表した。地震などの発生時、周辺の地域住民が避難できるようにし、防災への貢献を目指す。
カワハラ技研(東京)が扱っている備蓄型の組み立て式仮設トイレ「ほぼ紙トイレ」を採用。電気を使わず、個室として屋内外で自由に設置できる上、使い終わった後は焼却できることなどを重視した。同社は他にも必要な備品の検討を進めている。
プロロジスはテナント企業のBCP(事業継続計画)対応をサポートするため、災害時の生活用水や外部への連絡手段確保を進めている。
(藤原秀行)
組み立て後の「ほぼ紙トイレ」(プロロジス提供)