パネルで情報発信や積載容量拡大のタイプも
パナソニックは5月20日、病院内の自律搬送ロボット「HOSPI(ホスピー)」の新型モデルの受注を開始すると発表した。
後方センサーを搭載し、走行の安定性を高めた。あらかじめ決まったルートを通る巡回機能も取り入れている。
併せて、最大でボディーの3面に27型FHD LCD(フルHD液晶)パネルが付いてさまざまなメッセージを発信することが可能な「HOSPI Signage」、搬送する積載容量を大幅に高めてより多くのトレーやコンテナを収納できる「HOSPI Cargo」の両タイプも投入する。
「HOSPI」「HOSPI Signage」は5月、「HOSPI Cargo」は7月に受注を始める予定。
オプションでTV会議システムを追加することにより、HOSPI周辺にいる人と対話できるようになり、案内業務などにも利用可能。
「HOSPI」の新型モデル(左)と「HOSPI Signage」(パナソニックプレスリリースより引用)
(藤原秀行)