データのダウンロードや集計など手間解消、売上機会損失回避も期待
はぴロジは6月5日、開発・運営する流通統合システム「logiec」(ロジーク)が、スマレジのクラウドPOS(販売時点情報管理)レジシステム「スマレジ」と機能連携を開始したと発表した。
スマレジ上に店舗ごとに登録されている在庫情報と、倉庫などに保管している在庫情報を「logiec」が包括的に統合管理できるようになった。
各店舗・オフィス・倉庫などに散在していた在庫データをシステム横断で管理可能になり、手動で行っていた在庫データのダウンロード・集計作業などの手間の解消や、売り越し・在庫不足による売上機会損失の回避につながるとみている。
在庫情報の自動連携機能の概要(はぴロジ提供)
実店舗で在庫が足りない商品が出てきた際、「logiec」の管理画面で総在庫状況を確認し、他の店舗や倉庫に在庫がある場合は「logiec」で出荷指示を手入力することなどで在庫のある拠点から在庫のない店舗へ在庫を移動させられると想定している。
(藤原秀行)