6月18日付、業績予想には影響せず
日本郵船、商船三井、川崎汽船の邦船大手3社は6月7日、定期コンテナ船事業を展開している持ち分法適用会社のオーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)から合計10億8100万ドル(約1686億円)の配当を6月18日付で受け取ると発表した。
ONEは2017年、邦船大手3社が共同で設立した。現在は日本郵船が38%、商船三井と川崎汽船が31%ずつをそれぞれ出資している。
3社それぞれの配当収入は日本郵船が約4億1100万ドル(約640億円)、商船三井と川崎汽船がともに3億3500万ドル(約520億円)。
3社はいずれも持ち分法適用会社からの配当収入のため、連結決算上は消去され、業績予想に影響はないと説明している。
(藤原秀行)