ANAグループ初、夏場の酷暑対策でグラハンスタッフと整備士にオリジナルのファン付きベスト導入

ANAグループ初、夏場の酷暑対策でグラハンスタッフと整備士にオリジナルのファン付きベスト導入

一度の充電で「ハイパワーモード」も5時間使用可能

左:整備士・グランドハンドリングスタッフヘッドセットオペレーター用
中央:グランドハンドリングスタッフ共通用
右:グランドハンドリングスタッフ責任者用

ANAホールディングス(HD)は7月4日、ANAグループが就航する国内空港約50カ所のグランドハンドリングスタッフ(ランプハンドリング)と整備士を対象に、ANAグループとして初めて6月24日にオリジナルの「ファン付きベスト」を導入したと発表した。

既存の安全ベストを改良したデザインを施しており、既存ベストと同様にJIS T8127(高視認性安全服)に適合した製品。

近年の夏の酷暑化に対応するために検討され、昨年度から実際の現場で働くスタッフに着用トライアルを実施。実際にランプエリアや貨物室で作業するスタッフの作業性を保持しつつ、冷却効果があることを確認した。

既存の安全ベストと同様に視認性が高く、安全を確保できる上、一度の充電で「ハイパワーモード」でも5時間使用できることがスタッフからも高く評価され、導入に踏み切った。

<ファン付きベストの主な特徴>


製造販売:ミドリ安全(いずれもプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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