自動でタスク生成し担当者に割り振り、遅滞なく進行可能に
学研ホールディングスは7月10日、傘下の学研ロジスティクスが7月1日、業務管理者の日々の進捗管理業務を効率化し、負担を大幅に軽減することを目指したSaaSのプロセス管理ツール「i3 Links」(アイスリー・リンクス)の提供をスタートしたと発表した。
従来の業務管理における人(業務管理者など)が介在しないと業務が止まってしまうリスク、または業務の進捗可視化だけでは業務は完了しない、といった課題を根本から解決することが可能という。
i3Linksがマネージメントロボットとしてプロセス定義に従い、自動でタスクを生成。最適なワークフローとして担当者へタスクを割り振る。並行して業務全体の予定管理も行うため、業務管理者の手間を大幅に省けると見込む。
例えば受注業務の場合、管理者が定義したプロセスに従って、注文内容から在庫確認や加工指示、出荷手配などの一連のタスクを生成。そのタスクが関係者に確実に行き渡り、業務を遅滞なく進行できるようにする。その他の業務も同じく、進捗状況に応じて自動でタスクを生成、担当者に割り振る。
学研ロジスティクスはi3Links導入によって、業務の自動化・効率化が加速度的に進み、人的ミスのリスク低減や、作業の標準化、働き方改革への対応も可能になると見込む。
(藤原秀行)