物流など向けパワースーツのGerman Bionic、野村不動産の物流DX推進プログラム「Techrum」参画

物流など向けパワースーツのGerman Bionic、野村不動産の物流DX推進プログラム「Techrum」参画

千葉・習志野の効果実証拠点で利用可能に

物流現場など向けAIパワースーツ手掛けるドイツのGerman Bionic(ジャーマン・バイオニック)の日本法人GBSは7月18日、野村不動産が展開している、荷主企業と物流事業者らが物流現場のDX促進課題解決を共同で推進する独自のプログラム「Techrum(テクラム)」へ企業パートナーとして参画したと発表した。

物流現場業務の生産性向上に関する提案を7月17日に開始。German Bionicが手掛けるApogee(アポジー)パワースーツを、千葉県習志野市で野村不動産が開発した物流施設内にもけているTechrumの効果実証拠点「習志野TechrumHub」に同日導入し、物流施設を使う企業がパワースーツ製品に触れ、効果を実感できるようにした。

Apogeeパワースーツは装着者の身体的な負担を低減し、専用システムのGerman Bionic IOダッシュボードを活用して機器の利用状況や支援量を定量的に把握、スマート・セーフティ・コンパニオンによるAIベースの早期警告システムで姿勢の悪さや間違った持ち上げ方の兆候を警告する。

防塵・防水仕様のApogeeは、持ち上げ動作ごとに最大30kg支援し、アクティブな歩行支援により疲労を最小限に抑え、職場の安全性を最大限高められると見込む。


German Bionic Apogee


German Bionic IO

(藤原秀行)※いずれもGBS提供

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