佐川が担当、梱包資材は不要なら引き取り
自分のペースで移動できる立り乗り三輪モビリティの開発を手掛けるストリーモは7月29日、海外工場から購入者の自宅までのデリバリーと届け先での車両セットアップをワンストップで行う配送サービスを展開すると発表した。
従来、モビリティ業界はオプション(バックミラー)の取り付けや、ナンバープレートの取り付けなどのセットアップ業務は、販売店・ディーラーなどが担っていた。
同社の新サービスは、こうした業務を配達時に実施するため、購入者は事前にナンバープレートと自賠責保険を用意しておけば、受け取ったその日から安心・安全な状態でストリーモに乗ることができるようになる。
加えて、運搬時の梱包資材は、購入者が不要な場合、配達ドライバーが無料で引き取り処分する。配送は佐川急便が担う。
配送内容を充実させることで、三輪モビリティの普及を図る。
(藤原秀行)※いずれもストリーモ提供