欧米の仕向地にも発送可能、成長を支援
フェデックスは7月29日、日付指定配送が可能な越境EC事業者向け輸送サービス「フェデックス・インターナショナル・コネクト・プラス(FICP)」の対象地域を拡大したと発表した。
現在は日本からアジア太平洋地域内への発送が可能。さらに米国および欧州の仕向地にも発送できるようにした。
FICPのサービス強化は、フェデックスがアジア太平洋地域から欧米への越境ECの成長を支援する取り組みの一環。アジア太平洋地域のEC市場は2023~30年間に年平均17.6%成長し、30年には13兆2090億ドル(約2050兆円)に達するとの予測もあるという。
今回のサービス対象地域拡大により、日本、中国、香港の越境EC事業者は購入者に対し米国や欧州向けの多くの荷物を2~3営業日で配送、価格に見合った価値のある国際配送ソリューションを提供できるようになったとみている。
(藤原秀行)