技術者も増員、無人飛行機などの自律システム開発推進
ドローンやロボットの開発を手掛けるイームズロボティクスは8月16日、事業の成長と業務拡大を目指し、新たなステージへ進むための戦略的な取り組みを決めたと発表した。
各部門での人員増強を図るとともに、先端技術の開発と新規プロジェクトへの参入を積極的に進める。
現在の事業は販売、ソリューションサービス、システム提供サービスの3本柱で構成している。UAV（無人航空機）やUGV（無人走行車両）などの自律システムの技術開発をさらに推進し、新しい市場への参入を目指す。
福島県南相馬市にある本社工場の生産ラインを拡充し、より多くの製品を迅速に市場へ投入できる体制を整える。
併せて、埼玉県ふじみ野市のR&Dセンターでは、先端技術の研究開発を推進するため、技術者を増やす。
さらに、国内市場に加えて海外市場への進出も視野に入れている。パートナー企業との連携を強化し、新しいビジネスチャンスの創出を図る。
ドローン技術を活用して、物流、農業、インフラ点検、災害支援など、さまざまな社会課題の解決に貢献することを目標としている。
（藤原秀行）
