ハウスセゾンエンタープライズとライナフが提携、管理物件への「スマート置き配」導入

ハウスセゾンエンタープライズとライナフが提携、管理物件への「スマート置き配」導入

再配達削減可能、導入容易で管理費用抑制も

明豊エンタープライズグループで京都・滋賀を中心に建物管理を行うハウスセゾンエンタープライズ(京都市上京区)とライナフは8月27日、業務提携契約を締結したと発表した。

ハウスセゾンエンタープライズの管理物件に、ライナフが展開している置き配用オートロック一時解錠サービス「スマート置き配」を導入していく予定。

「スマート置き配」は共用エントランスの鍵をデジタル化し、認証を受けた配送業者のみがオートロックを解錠できるIoT機材「Ninja Entrance(ニンジャエントランス)」をオートロック付きマンションに設置することで、指定の置き場所に荷物を配達できるサービス。自動的に入館履歴が記録されるため、居住者も安心して荷物を受け取ることが可能。

居住者が不在の場合でも配送業者が効率的に荷物を届けることが可能となり、再配達を減らせると見込む。初期費用やランニングコストがかからないため、宅配ボックスの導入が困難な物件でも気軽に採用できることから管理費用の抑制にも寄与すると見込む。

(藤原秀行)※いずれも両社提供

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