経営方針決定迅速化など図る
SGホールディングス(HD)は9月13日、傘下のスリランカの物流企業EXPOLANKA HOLDINGS(エクスポランカ・ホールディングス)が、9月12日付でスリランカ証券取引所の上場を取りやめ、非上場化の手続きが完了したと発表した。
SGHD子会社のSG HOLDINGS GLOBAL(SGG)が所有するエクスポランカ株式比率をそれまでの82.43%から99.69%まで高めた。今後は10月ごろをめどに少数株主の保有分を強制買い付けし、SGGの完全子会社とする予定。
エクスポランカはSGHDグループの国際事業の中核を担っている。SGHDが2014年にエクスポランカをグループ会社化して以降、継続的な事業成長を遂げてきた。経営環境の変化が早いことなどから、非上場化してSGGとの結び付きを強め、より迅速に経営方針の決定などを行えるようにしたい考え。
エクスポランカは非上場化に伴い、今後社名を変更する。
(藤原秀行)