実店舗の商品を注文から最短2時間で配達
Amazonは、地域に密着した食品スーパーマーケットを中心とする流通グループとして、株式会社マルキョウ
アマゾンジャパンと九州・中四国を地盤とする流通大手のリテールパートナーズは9月26日、同社傘下のマルキョウと組み、Amazon.co.jp上にマルキョウネットスーパーを同日開設、福岡市とその周辺の一部エリアでサービスの提供を開始したと発表した。
アマゾンが九州地方で生鮮食品のオンライン販売・配送サービスを展開するのは初めて。マルキョウは北部九州を中心に83店舗(今年9月時点)の食品スーパーを運営している。
(アマゾンジャパンとリテールパートナーズ提供)
対象エリアのAmazon.co.jpアカウントを持つユーザーは、Amazon.co.jpのWebサイトとAmazonショッピングアプリ上のマルキョウネットスーパーで、マルキョウの店舗で取り扱う食料品や地産地消にこだわった新鮮な野菜・精肉、魚屋さん自慢のお寿司や手作りお総菜・スイーツなど約7000点の商品を、最低注文金額なしで購入、配達してもらえる。取扱商品数は順次拡大する予定。
注文が入ると、マルキョウ店内の専任スタッフが代わりに商品を選び、アマゾンの配送ネットワークで注文から最短2時間で配達する。
配達する時間は正午~午後8時の間で、4つの時間帯から選択する。当日または翌日の2時間単位で指定することが可能。さらに、400円の追加料金を支払えば配達を1時間単位で指定できる。
対象エリアは当初、福岡県の福岡市6区(博多区、南区、東区、中央区、早良区、城南区)、那珂川市、大野城市、春日市、粕屋町、須惠町、志免町、宇美町(一部エリアを除く)でスタートしている。
配送料は1万円以上の注文で無料、6000円以上1万円未満で220円、3000円以上6000円未満で440円、3000円未満で660円がそれぞれかかる。Amazonプライム会員以外のユーザーはさらに追加料金200 円が必要。
(藤原秀行)