IATA提唱のリチウム電池航空輸送品質認証取得へ5社が成田空港コミュニティ参加

IATA提唱のリチウム電池航空輸送品質認証取得へ5社が成田空港コミュニティ参加

25年3月達成目指す

成田国際空港株式会社(NAA)は10月8日、成田空港で国際航空輸送に携わる関係事業者とともに独自組織のコミュニティを結成し、2024年度末までにIATA(国際航空運送協会)の提唱するリチウム電池の航空輸送品質認証「CEIV Lithium Batteries(CEIVリチウムバッテリーズ)」の取得を目指すと発表した。

EV(電気自動車)やPHEV(プラグインハイブリッド車)の普及に伴う車載電池の生産拡大や、eコマースの急激な成長に伴い、リチウム電池を含む製品の航空輸送が今後も増加する見込みとなっている。その一方、リチウム電池は危険品のため、正しく輸送を行わないと重大な事故につながる恐れがある。

 
 

そのため、コミュニティに参加している各社がCEIV Lithium Batteries認証を取得することで、リチウム電池を安全に輸送ができる事業者として認められ、成田空港で安全を保証した高品質なサプライチェーンを提供できるようにしたい考え。2025年3月の認証取得を目指す。

成田空港ではIATAが策定した4つのCEIV認証のうち、Pharma(医薬品)について、14社が名を連ねる空港コミュニティを結成。2022年までに全社が認証取得を完了するとともに、空港として「CEIV Pharma パートナーエアポート」の認定を獲得した。

NAAがコミュニティ各社のCEIV Lithium Batteries認証取得を支援し、特殊貨物の取り扱い品質向上を目指すとともに、成田空港の航空物流拠点化を促進していきたい考え。

参加企業(全5社)
[航空会社]
– 日本航空株式会社
[フォワーダー]
– 西日本鉄道株式会社
– 株式会社日新
– 三井倉庫エクスプレス株式会社
– 三井倉庫サプライチェーンソリューション株式会社

CEIV Lithium Batteries 成田空港コミュニティ 全体スケジュール
2024年 9月 成田空港コミュニティ結成
2024年10月~2025年3月 参加企業によるトレーニングの受講、監査、認証検査の受検
2025年 3月 認証取得(予定)

(藤原秀行)※いずれもNAA提供

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