安田倉庫グループ、保管・輸送中に商品への衝撃有無を可視化する「Shock Eye」発売

クレーム件数や保険求償手続きの減少など見込む

安田倉庫は11月6日、連結子会社で精密機器の物流を手掛ける日本ビジネス ロジスティクス（JBL）が10月25日、輸送・保管中の落下などで商品に衝撃が加わったかどうかを可視化できる衝撃検知ツール「Shock Eye」を発売したと発表した。

Shock Eyeを貨物に貼付することで、輸送・保管中の落下による衝撃の有無を迅速に把握できるようになると想定。警告ラベルと併用すれば、荷扱い作業者への貨物取り扱いの注意を喚起し、乱雑な荷扱いによる破損トラブルを未然に防ぐ効果が期待できるとみている。

その結果、破損などのクレーム件数減少、保険求償手続きの減少、トラブルの原因究明と対策立案などのワークロード削減、返品手配や再納品に関連する輸送・廃棄費用の削減につながると見込む。

■Shock Eye ラインナップ

●取り扱い方法

■Shock Eye 製品仕様

（藤原秀行）※いずれも安田倉庫提供