トータル10都市に、輸送ニーズ対応狙い
セイノーロジックスは11月11日、インドへの海上混載輸送サービスに関し、仕向け地に南部の港湾都市コチンを追加したと発表した。
新たにCFS(コンテナフレートステーション)を開設、チェンナイを経由して荷物を届ける。
インドへの同サービスは既に ナバシェバやチェンナイ、バンガロールなどへ展開しており、仕向地はトータルで10都市に達した。
同社は仕向け地拡充の狙いについて「南インド地域の輸送ニーズに応え、より利便性の高い物流サービスを提供する」と説明している。
同社は日本からチェンナイまで直行便を運行、既に輸送のリードタイム短縮や業務効率向上を図っている。チェンナイまでのルートを活用し、南インド地域への対応を強化する。
チェンナイには今年10月から同社の日本人駐在員が常駐しているため、現地でのサポートにも万全を期すことができるとみている。
同社は今年8月、新たに関東・関西発ニューデリー向けの海上直行混載サービスをスタート。物流ニーズが拡大しているインド事業の強化を図っている。今回の仕向け地追加もその一環。
(藤原秀行)