ZMP、配送ロボ活用したラストワンマイル配送実証実験を名古屋で実施へ

ZMP、配送ロボ活用したラストワンマイル配送実証実験を名古屋で実施へ

届出制・遠隔監視で公道を走行

ZMPは11月20日、名古屋市中区で、昨年度に続いて、同社の配送ロボット「DeliRo」(デリロ)を活用したラストワンマイル配送の実証実験を12月5~26日に実施すると発表した。

岐阜県可児市のファームで栽培されるイチゴを、高速路線バスに貨客混載して栄地区まで輸送し、栄のバス停からホテルや百貨店など最終配送先までのラストワンマイル配送をデリロが担う。

2024年度は、愛知県公安委員会への届出制により実施するとともに、ZMPのロボット運行管理システム「ROBO-HI」(ロボハイ)で遠隔監視しながら走行させる。今回の実証実験により、事業化に向けた課題を明らかにするとともに、自動配送ロボットを用いた新たな配送モデルの確立を目指す。

自動配送ロボットの活用可能性周知のため、愛知県は12月17日に見学会を開催する。


昨年度実証実験実施の様子(左)と、今年度の実施イメージ


配送先と走行ルート
※「サンドイッチハウスメルヘン 名古屋サカエチカ店」は、地上のサカエチカ出入口までの配送
※「松坂屋名古屋店 右大臣コーナー」は、地上の松坂屋本館東南入口までの配送

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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