SHKライングループの関光汽船、並行輸入車両の保税地域内整備・新車登録を可能に

SHKライングループの関光汽船、並行輸入車両の保税地域内整備・新車登録を可能に

コンテナシャーシをメンテナンス工場で検査整備から日本ナンバー登録まで一貫手配

SHKライングループは12月19日、グループの中核物流企業、関光汽船が物流子会社でメンテナンス事業を手掛けるケイ・ファクトリー(下関港本港地区内)を通じ、グループフェリーで並行輸入したコンテナシャーシを、保税地域内で検査整備から日本ナンバー登録まで一貫した手配で行うと発表した。

今後は一般顧客向けのサービス展開にも注力する。グループ内で連携して窓口を一本化し、並行輸入から新車登録までの一貫した手配を可能にしている点や、保税地域内工場でスピーディーに対応できる点をアピールポイントとして、積極的に利用を働き掛けていく構え。

 
 

併せて、並行輸入車両の予備審査手続きや回送運行許可による車両回送など、顧客ニーズに応じたサービスを提供する。

ケイ・ファクトリーは国土交通省の指定整備工場で、2023年11月にメンテナンスショップ事業を開始。車検、一般修理、部品交換、板金塗装など、グループフェリーで使用するコンテナシャーシのメンテナンス業務を主としてサービスを展開している。


ケイ・ファクトリー


ケイ・ファクトリーの保税地域内工場(いずれもSHKライングループ提供)

(藤原秀行)

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