いすゞ、UDトラックスの吸収合併へ検討開始

いすゞ、UDトラックスの吸収合併へ検討開始

経営一体化で迅速な意思決定など想定、27年度中の完了目指す

いすゞ自動車は5月13日、傘下のUDトラックスを2027年度中に吸収合併する方向で検討を始めたと発表した。

21年にUDトラックスがいすゞグループに加わって以来、両社は商品の共同開発や相互供給、国内外での生産連携、国内販売機能の再編、人財活用など、多岐にわたる領域で事業再編・機能統合を進めてきた。



商用車業界を取り巻く環境は、脱炭素化への対応、物流の高度化、車両の知能化、国際的な競合の激化など、大きな変革期を迎えており、急激に変化する環境に適応し続けるには、より強固で持続的な経営基盤の構築、最適な機能配置による高い付加価値の創出と意思決定の迅速化が不可欠と判断。

経営の一体化を検討することにした。27年度中の統合完了を目指す。

UDトラックスは1935年、日本デイゼル工業として誕生。日産自動車が出資し、60年に日産ディーゼル工業へ社名を変更、物流業界などで親しまれてきたが、60年余りで会社としても姿を消す見通しとなった。

(藤原秀行)

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