30分以上遅れ見込まれると自動通知
車両運行業務効率化支援サービス「Cariot(キャリオット)」を展開するキャリオットは12月24日、同サービスで車両の予実進捗をリアルタイムに確認できる「配送計画」機能を、ひと目で分かるデザインにアップデート、提供を開始したと発表した。
新しくなった「配送計画」機能(キャリオット提供)
「配送計画」機能は「どこまで配送したか」をドライバーに連絡することなく、全ての配送車両の予実進捗をリアルタイムかつひと目で確認できるようにしている。遅延発生時は遅延ルートを赤く表示し、配送先への到着時間が計画から30分以上遅れると見込まれる場合はメールで自動通知するため、関係者が事前に遅延を察知し、迅速に対応できると見込む。
新たにモバイルアプリで配送計画が確認できるよう対応。管理者がパソコンで配送計画を作成すると、ドライバーはそのままスマホなどのモバイルデバイスで確認できるようになった。
配送計画の変更やキャンセルがあった場合も、管理者が配送計画を修正するだけでドライバーにスマホなどモバイルデバイスを介して通知できる。
また、アップデートとしてパソコン版の操作性を大幅に改良。ドラッグ&ドロップで簡単な操作ができる視認性の高い配送計画の画面デザインに変更した。
全ての配送車両のうち、遅延している車両だけを絞り込んで表示、簡単に遅延状況を確認できる上、既に作成した配送計画をコピー機能で簡単に作成できるため、作業手間を軽減できると見込む。
外部システムで作成した配送計画を取り込むインポート機能も搭載。配送実績から運転日報にも反映することが可能で、手書きの日報は不要になる見込み。
「Cariot」は、車載デバイスを車に取り付けたり、モバイルアプリを起動させたりすれば、自動車のデータを簡単、リアルタイムに取得・可視化・活用できるのが特徴。
(藤原秀行)