フューチャーアーキテクト-住友倉庫にOCRソリューション「Future EdgeAI」を導入

フューチャーアーキテクト-住友倉庫にOCRソリューション「Future EdgeAI」を導入

輸出貨物取扱業務の効率化を推進

フューチャーアーキテクト株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:谷口友彦、以下フューチャーアーキテクト)と株式会社住友倉庫(本社:大阪市北区、代表取締役社長:永田昭仁、以下住友倉庫)は、2025年1月より、フューチャーアーキテクトが独自開発したOCR(Optical Character Recognition:光学文字認識)ソリューション「Future EdgeAI」(※1)を住友倉庫の国際貨物上屋での輸出貨物取扱業務における搬入確認作業に導入しました。

住友倉庫は、倉庫業を核に、港湾運送業、国際輸送業、陸上運送業を含む総合的な物流事業と、物流用地の再開発を中心とする不動産事業を展開し、国際物流ネットワークを活用した物流ソリューションの提供を行っています。
フューチャーアーキテクトは様々な業界の経営とITをデザインし、戦略立案から実装までを手掛けるコンサルティング企業です。なかでも物流領域では長年の業務知見と最新技術に精通した専門チームがお客様の物流改革とDXを多面的に支援しています。

本プロジェクトでは、住友倉庫の大阪市にある拠点の一つ、南港第二営業所国際フェリー上屋における輸出貨物取扱業務の搬入確認作業に「Future EdgeAI」を導入し、搬入時に行うケースマーク(※2)情報の読み取り・システム登録作業を効率化しました。

国際貨物には、配送先や重量といった貨物の詳細を示す記号や番号、文字など多くの情報が記載されたケースマークが貼り付けまたは印字されているため、国際貨物の荷捌き業務では多くの目視確認や手作業が発生しています。これまで同拠点では、ケースマークの確認およびシステムへのデータ登録作業に掛かる負荷が課題となっていました。

フューチャーアーキテクトでは、今回の「Future EdgeAI」の導入により、倉庫作業員がケースマークをスマートフォンで撮影するだけでケースマークの情報をデータ化できるようにしました。その結果、導入前と比較して約60%の作業時間削減効果が期待され、業務の省力化と迅速化を実現しました。

■ケースマーク読み取りフロー

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