Gマークの有無問わずIT機器で対応可能に
ロジスティードは1月24日、グループで展開している安全運行管理支援サービス「SSCV-Safety」に、遠隔地にある拠点間でドライバーの点呼を可能とする「遠隔点呼」機能を追加したと発表した。
「遠隔点呼」は、機器やシステムの性能要件を厳しくすることで安全管理実績の条件が緩和され、事業所単位での「Gマーク」取得も不要なため、1人の運行管理者がより広い範囲の事業所における点呼を行える。
SSCV-Safetyの点呼機能は、ドライバーの体調や健康状態を定量的に把握できるSSCV-Safetyの基本機能に、アルコールチェッカー連携やビデオ通話の「IT点呼」に必要な機能と、今回新たに生体認証や運転者台帳などの「遠隔点呼」に必要な機能を追加した。
Gマークの取得が困難な事業所でも遠隔地から点呼が行えるようになり、運行管理者とドライバー双方の業務負荷を軽減できると見込む。
新機能のイメージ（ロジスティード提供）
（藤原秀行）
