第1号案件が栃木・宇都宮で竣工
ニッコンホールディングス（HD）は1月31日、保有している物流施設の新ブランド名を「WALRE（ウォーレ）」に設定すると発表した。
語源は「Warehouse And Logistics Real Estate」の頭文字5文字を組み合わせた造語。第1号の案件「WALRE宇都宮」がこのほど栃木県宇都宮市で完成した。
ニッコンHDは、顧客に最適で高品質なサービスを提供することを目指し、業務の「手の内管理」を実現するため、設備の「自前主義」を掲げており、梱包・運輸・倉庫などの主要事業に必要な物流施設をグループ内各社で数多く建設してきた。
その経験で培ったノウハウを活かして、新たな物流施設を宇都宮市で建設した。入居テナント企業の要望を基に、省人・省力化を図るための荷役機器として、垂直搬送機を7台導入。そのうち3台には
トラックアンローダーを併設し、特に積み込み・荷卸しに関する作業効率の向上に注力している。
自家使用を目的とした太陽光発電設備（800kwh）を導入している。
1階の一部プラットホームに電動ドックレベラー、2階の一部区画に作業用空調、全館の緊急時用自家発電装置について、追加導入を行うための準備工事を施しており、入居テナントは実情に応じて追加で設置できるようにしている。
新ブランドのロゴ
「WALRE宇都宮」概要
所在地 〒321-3226 栃木県宇都宮市ゆいの杜8丁目3番67号
竣工 2025年1月7日
構造規模 RC＋S造、地上2階建
敷地面積 39,526.07㎡
建築面積 21,913.43㎡
延床面積 43,384.77㎡
倉庫耐荷重 1.5t/㎡
梁下有効高 6ｍ ※テナントが設置したシーリングファン設置箇所は5.6ｍ程度
垂直搬送機 7台（うち3台はトラックアンローダーを併設）
貨物用EV 2台（最大積載荷重：3.5ｔ 高さ：3.0ⅿ 横幅：3.0ⅿ 奥行：4.0ⅿ）
乗用EV 2台（最大乗用人員11名）
接車バース 40台（トラックアンローダー専用バース含む）
駐 車 場 乗用車111台、トラック待機場20台
駐 輪 場 バイク：10台 自転車：30台
（藤原秀行）※いずれもプレスリリースより引用
