荷役人員を50%削減、保管能力は10%アップ見込む
ユニ・チャームは2月4日、連結子会社で紙おむつや生理用品などの製造を手掛けるユニ・チャームプロダクツの物流拠点「豊浜ロジスティクスセンター」(香川県観音寺市)で、トランコムのピッキング作業などの自動化設備を導入、2025年1月に本格稼働を始めたと発表した。
「物流2024年問題」を考慮し自動化に注力。自動倉庫などを組み合わせることで入出荷を円滑化して人手不足の解消と誤出荷の防止を図り、荷役人員を50%削減するとともに、保管能力を10%高められると見込む。
災害などで停電になっても、数日間はオペレーションを続けられる設計を採用している。
豊浜ロジスティクスセンターの外観
自動化技術の概要(いずれもプレスリリースより引用)
(藤原秀行)