映像を分析、応募者の強みや適性をより的確に評価目指す
福山通運は2月6日、新卒採用の一次面接に2024年11月から「AI面接官」を導入、今年2月に本格稼働を始めたと発表した。
「AI面接官」は、AIが応募者との面接を担うシステム。面接中の映像をAIが分析し、客観的かつ多角的に評価することで、人間の面接官が見逃しがちな細かな部分までカバーし、応募者の強みや適性をより的確に評価できると見込む。
併せて、録画データは人事担当者が詳細に確認できるため、より精度の高い選考につなげられると想定している。
応募者は時間や場所に制約されることなく面接に臨めるようになり、利便性の向上とともに、各地区に配置した採用担当者の業務負担軽減、人件費の削減、時間の効率化が可能になるとみている。
(藤原秀行)