ハクオウロボなど、連携システムのデモ公開
ハクオウロボティクスとOcta Robotics(オクタロボティクス)は4月8日、プロロジスが千葉県八千代市で開発した物流施設「プロロジスパーク八千代2」の竣工に伴い、施設内でメディアなどに自動フォークリフト(AGF)と荷物用エレベーターの連携システムに関するデモを公開した。
Octa Roboticsのロボット・建物設備間連携インターフェースサービス「LCI」を採用。ハクオウロボが開発したAGF「AutoFork」(オートフォーク)が、エレベーターの庫内に荷物を積んだパレットを置き、バックして庫内から出ると、エレベーターが自動的に扉を閉じ、目的のフロアへ移動した。
ハクオウロボの自動フォークリフト
ハクオウロボとOcta Roboticsは、人によるエレベーターの操縦を不要にすることで、庫内作業の自動化・省力化を後押ししたい考え。
AGFと荷物用エレベーターの連携は、東京ロジファクトリーが埼玉に構えている「川越物流センター」で今年2月に運用を始めている。「プロロジスパーク八千代2」でも入居企業の要望があれば、ハクオウロボとOcta Roboticsが連携して対応する予定。
(藤原秀行)