ミライト・ワンが担当、新規リース対象
三菱ふそうトラック・バスは4月9日、電気小型トラック(EVトラック)「eCanter」のユーザー向けに充電器メンテナンスサービスを4月始めると発表した。
ダイムラー・トラック・ファイナンシャルサービス・アジアが担っているeCanter専用のリース商品「FUSOグリーンリース」を利用してeCanterを新たに導入する法人が対象で、付帯サービスとして提供することで導入のハードルを下げるのが狙い。
全国の三菱ふそう販売店から申し込みが可能。既に運用しているeCanterの中途加入には対応していない。
サービス提供に際しては、通信工事大手のミライト・ワンが、4000基を超えるEV充電器施工実績による知見を活かし、高品質なメンテナンス作業を提供する。
充電のイメージ(プレスリリースより引用)
2022年に三菱ふそうが提供をスタートした「充電器・充電器設置サービス」と組み合わせれば、法人ユーザーは充電器の導入からメンテナンスまでをワンストップで使えるようになるとみている。
普通・急速充電器ともに、故障時は原因特定から修理までをミライト・ワンが手掛けるため、ユーザー側の作業は不要。保守費用が安価な普通充電器では、故障時の原因特定をサービス内容に盛り込んだことで、サービスの普及と実用的な活用を目指す。
(藤原秀行)