2030年にらみ適切な戦略策定サポート
シービーアールイー(CBRE)関西支社は4月22日、大阪市都心部で相次ぐ大型複合ビル竣工やインフラ整備、インバウンド観光客の増加などによる経済効果を織り込んだ「開発・投資コンサルティングサービス」の提供を開始したと発表した。
対象となるアセットクラスはオフィスビルや物流施設、商業施設、ホテル、住宅を想定。各種開発が控えている2030年以降の関西を見据え、デベロッパーなどが環境変化に合った開発計画を推進できるよう、投資戦略を提案。建築費高騰を乗り越え、関西地域への不動産投資を継続させていきたい考え。
CBREはサービス提供に先立ち、 複数のアセットクラスに関するマーケットリサーチを実施、中長期的な市場予測をとりまとめた。新サービスは予測結果に基づき、既成市街地に所在する不動産の収益性評価、感度分析などを個別に実施し、 関西圏の不動産投資を検討する投資家や不動産開発事業者の意思決定をサポートする。
(藤原秀行)