外部有識者招き、中長期的な経営の方向性や基本方針の推進を加速
山九は4月25日、組織改編の一環として、6月1日付で企業価値向上タスクフォース班(Task Force on Enterprise Value Acceleration、TEVA)とインベスター・リレーションズ部(IR部)を新設すると発表した。
TEVAは企業価値向上を目的に、事業・財務・非財務戦略の見直しを進め、中長期的な経営の方向性や基本方針の推進を加速させるための組織と位置付けている。CxO(Chief x Officer)の業務をサポートしながら、アウトプットについては、IRを通じて社外に開示する。
また、これまで経営企画部の1グループだったIRグループをIR部に昇格させ、CEO(最高経営責任者)直轄の組織とする。経営と市場の距離をさらに縮め、IR機能を充実させ、スピーディーかつフレキシブルな対応を可能にする。
TEVAは京都大学経営管理大学院教授の砂川伸幸氏をはじめ、社外アドバイザーなど多方面にわたる外部有識者を招く予定。様々な分野・角度における議論を深めることで、より客観的かつ実効性のある施策を推進したい考え。
(藤原秀行)