部品落下受け
日本国際博覧会協会は4月26日、大阪・関西万博会場で4月27日に実施する予定だった「空飛ぶクルマ」のデモ飛行を中止すると発表した。
万博に参加している丸紅が4月26日、デモ飛行を行っていた際、米リフト・エアクラフト製の機体から一部の部品が落下したためという。飛行は来場者が立ち入りできないエリアで実施しており、けが人はなかった。
協会は「安全性が確認されるまで当該機の飛行を当面休止する」と説明しており、4月28日以降も丸紅のデモ飛行はストップする。飛行再開のめどは不明。
万博の期間中、SkyDrive、丸紅、ANAホールディングスと米Joby Aviation(ジョビ―・アビエーション)の3グループが、会場と他の地点などの間でデモ飛行を実施することを計画している。
SkyDriveは7~8月、丸紅は4~7月と10月、ANAは9~10月をそれぞれ計画。期間中でも飛ばない日がある。
(藤原秀行)