4月末からさらに買い増し、「経営陣への助言・重要提案行為」目的と説明
シンガポールの投資ファンド、3Dインベストメント・パートナーズが三井倉庫ホールディングス(HD)株式の6.11%を保有していることが分かった。
3Dインベストメントが5月19日、関東財務局に株式保有の変更報告書を提出した。
同報告書によると、3Dインベストメントは4月28日時点の5.07%からさらに株式を買い増した。複数回にわたり、株式市場の内外で株式を取得した。
3Dインベストメントは株式取得の目的について「純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと」と説明。「重要提案行為等を行う可能性がある」とも言及している。
3Dインベストメントは企業の株式を保有し、経営改善を強く迫るアクティビスト(物言う株主)として知られる。
(藤原秀行)