全体の作業効率37%向上見込む
アズワンは6月3日、福岡県古賀市で新たな物流センター「九州DC」を、鹿児島を地盤とするセイコー運輸(鹿児島市)の拠点「福岡LC」(2024年12月竣工)内に開設したと発表した。
センターが入る拠点の外観
新センターはギークプラスが展開している、AGV(無人搬送ロボット)が商品の入った棚をピッキング作業のエリア「ワークステーション」まで運び、ピッキング位置に自動セットアップするシステム「PopPick」(ポップピック)を採用しており、全体の作業効率が37%向上すると見込んでいる。
産業用先端半導体などの一大生産拠点として注目を集めている九州エリアに対し、物流を核とした戦略的なサービスを展開していく構え。
アズワンが国内で構える物流センターは「Smart DC」(千葉市稲毛区、延床面積約5万2800㎡)、「大阪物流センター」(大阪市西淀川区、約2万3000㎡)、「阪神DC」(兵庫県尼崎市、約4万4100㎡)に次いで今回が4カ所目。
PopPick
施設概要
本格稼働日程:2025年6月16日出荷分より
名称:九州DC
所在地:福岡県古賀市青柳233-1
延床面積:約8500㎡(地上2階建て)
(藤原秀行)※アズワン提供