宅配サービスの事業基盤強化図る
CBcloudとエコ配は6月18日、CBcloudが6月3日付でエコ配を完全子会社化したと発表した。
CBcloudは2024年4月、エコ配株式の51％を取得、買収していた。残りの全株も追加で取得し、結び付きを強める。追加の株式取得額は開示していない。
CBcloudは登録している軽車両のドライバーらがECや通販の荷物を運ぶ「ピックゴー宅配」に注力。エコ配は自転車などを駆使して割安な宅配サービスを展開しており、環境負荷の低さも売り物にしている。
ECや通販の市場は引き続き成長が見込まれるとみて、完全子会社化で事業基盤を強化し、車両の安定稼働を実現して配送サービスの収益性を高め、トラックドライバー不足などの課題を克服していくことを目指す。
エコ配はCBcloudとの連携を強化し、配達能力を向上させて取り扱う荷物量の増加に対応することを想定している。
（藤原秀行）
