「挑戦支援資本強化特別貸付」を国民私怨事業で初利用
日本政策金融公庫と名古屋銀行、愛知県信用保証協会は6月18日、荷主企業のサプライチェーン運営効率化を支援しているスタートアップのknewit(ニューイット)に協調融資を実施したと発表した。
具体的な融資額は開示していない。物流領域を手掛けるスタートアップの成長を後押しし、物流業界のDXを促進する狙いがある。
(プレスリリースより引用)
民間協調支援型資本性ローン「挑戦支援資本強化特別貸付」の仕組みを活用している。名古屋銀行は愛知県信用保証協会の保証制度「創業等支援資金」で支援している。
民間協調支援型資本性ローンは地域経済活性化に関連する事業を行うなど複数の条件を満たす企業を対象に、一定期間低い利率を固定して資金を貸し出すことで新規事業への挑戦などをサポートしている。
利用に際しては、名古屋銀行が事業計画書の策定を支援するとともに、メーン行として融資に踏み切った。日本政策金融公庫が国民生活事業として民間協調支援型資本性ローンを通じて融資したのはknewitが初めてという。
(藤原秀行)