Uber Japanのモビリティ法人事業担当MDにアマゾンなど出身の永妻氏、事業開発DにGoogle出身のライト氏起用

Uber Japanのモビリティ法人事業担当MDにアマゾンなど出身の永妻氏、事業開発DにGoogle出身のライト氏起用

日本の成長促進狙い

Uberは6月19日、日本事業強化の一環として、モビリティ事業本部法人事業担当マネージングディレクターに永妻玲子氏氏、事業開発ディレクターにダンカン・ライト(Duncan Wright)氏をそれぞれ起用したと発表した。

両氏は国内外の著名企業や官公庁などで豊富な実績を持ち、日本でのUberの成長促進と戦略的連携の強化を推進する重要な役割を担う。

 
 

永妻氏はUber Japanのモビリティ領域全体のサプライ戦略の策定をリードし、タクシー会社や配車システム提供企業などとの提携強化、営業・アカウント管理体制の構築、運用基盤の安定化を推進する。Uberが日本でより柔軟で持続可能なモビリティサービスを提供していく上で、重要なポジションを担当する予定。

ライト氏はUberとUber Eatsの両域で事業開発を統括。プラットフォームの成長持続を目指し、社内外の多様なチームと連携しながら、パートナーとのパートナーシップを強化、新たなビジネス機会の創出を目指す。

略歴
永妻玲子氏(ながつま・れいこ)

Uber Japanモビリティ事業本部 法人事業 マネージング ディレクター
日本マイクロソフトなどで製品マーケティングや、オンライン事業の戦略企画などに従事後、アマゾンジャパンで、セラーサービス事業本部長として販売事業者向けの在庫保管・配送代行や海外販売サービスなどの事業を統括。前Twitter Japan社長、スマートニュースVice President of JP Ad Business執行役員、メドレー社外取締役。現ゼンショーホールディングス社外取締役。

ダンカン・ライト氏(Duncan Wright)

Uber Japan事業開発ディレクター
10代前半に交換留学生として来日し、中学・高校および大学在学中それぞれの時期に一定期間を日本で過ごす。その後、カナダで外務省の商務官および外交官としてキャリアをスタート。在日カナダ大使館をはじめ、米国・カナダ両国でハイテクおよび資源産業分野における産業連携強化や自由貿易交渉などに従事。2014年Google Japanに入社。日本・北アジア地域で検索関連事業の開発を統括し、Google HomeやAIアシスタントなどのサービス立ち上げに参加。その後、広告事業の戦略・事業統括チームを率い、Googleの日本におけるカントリー戦略推進に尽力した。

(藤原秀行)※いずれもUber Japan提供

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