デジタル製品パスポートなど対応する新たなトレーサビリティー確立目指す
サトーとスタートアップのLOZI(ロジ)は6月24日、ユーザー固有のサプライチェーンに柔軟に対応できるトレーサビリティ・システムの提供をめざし、業務提携契約を5月に締結したと発表した。
LOZIは独自開発したバーコードによる貨物追跡サービス「SmartBarcode(スマートバーコード)」を展開。サプライチェーンに点在するトラッキングポイントを自由に設定し、不特定多数の事業者が役務に応じた情報を記録できるようにしている。
両社は提携により、動脈物流で強みを持つサトーの商品・ソリューションとすまーどバーコードを組み合わせ、製品の製造から使用、廃棄に至るまでライフサイクル全体の情報をデジタルで記録・管理する「デジタル製品パスポート」(DPP)や、サーキュラーエコノミーに対応した新たなトレーサビリティーを確立していきたい考えだ。
(両社提供)
(藤原秀行)