パナソニックカーエレクトロニクス、配車計画自動作成システムに「集荷配送機能」追加

パナソニックカーエレクトロニクス、配車計画自動作成システムに「集荷配送機能」追加

デポに立ち寄り荷積みや空箱回収なども反映可能に

自動車関連製品を手掛けるパナソニックカーエレクトロニクスは7月2日、「配車計画自動作成システム DRIVEBOSS」(ドライブボス)に「集荷配送機能」を追加したと発表した。

DRIVEBOSSはAI技術を活用し、配送車両や配送先ごとの様々な条件を考慮した効率的な配車計画を自動で作成する。ユーザーから配送と集荷を考慮した配車計画作成の要望が多かったのに対応し、新機能を開発した。

 
 

新機能は配送途中のデポや、配送先での荷物の引き取りを考慮した配車計画の作成を可能にしている。デポに立ち寄り荷積みを行ったり、配送時に空箱を回収したりする配車計画を自動でまとめられるようになった。

また、従来は終着地点のみ車両別に設定できていたが、今後は始発地点でも指定できるようになった。

複数の拠点や協力運送会社の配車計画を一括で作成する際には、各拠点・会社を始発地点として登録しておけばより効率的な配送順をAIが自動で組み立てるという。

(藤原秀行)※いずれもパナソニックカーエレクトロニクス提供

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