センコー系の東京納品代行、千葉・富里の物流施設でグリーンビルディングの国際環境認証LEED取得

センコー系の東京納品代行、千葉・富里の物流施設でグリーンビルディングの国際環境認証LEED取得

負荷抑制と生活の質向上を両立

センコーグループの東京納品代行は7月3日、千葉県富里市の物流施設「成田ファッションロジスティクスセンターⅡ」で、運用とメンテナンスを対象に、環境負荷が低い建築物と証明するグリーンビルディングの国際規格「LEED O+M(Operations & Maintenance)ゴールド」の認証を6月13日付で取得したと発表した。

グリーンビルディングは設計、建設、運用、解体までのライフサイクル全体で環境負荷を抑えながら生活の質を向上させる建物を指す。

 
 


授与式に臨んだ(左から)ヴォンエルフ(認証取得コンサルティング会社)LEED O+M担当の高橋奈穂美氏、東京納品代行の嶋田亮司取締役常務執行役員(プレスリリースより引用) 

LEED認証は、グリーンビルディングとしての達成度を示す上で国際的に広く使われている。東京納品代行が取得したLEED O+Mは、複数あるLEED認証の中でも既存建物の環境性能を運用面や管理面での取り組みも含めて評価している。

LEED認証は取得したポイントにより4段階(ポイントの取得数により下から標準認証、シルバー、ゴールド、プラチナの順)の認証レベルを設けており、今回取得したのはゴールド。

東京納品代行はファッション業界の物流運営を強みとしており、環境問題への関心が高い欧州ブランド企業との取引も多く、国際規格の認証を得た施設での物流運営を求めるニーズが強いことから、国内の物流施設ではまだ希少なLEED認証の取得に踏み切った。

(藤原秀行)

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