今年10月に日本で実証実験開始、屋内配送など試行へ
ドローン(小型無人機)の運航管理システム開発などを手掛けるブルーイノベーションは7月15日、中国でドローン物流に取り組むベンチャー企業のANTWORK(アントワーク、迅蚊)と提携したと発表した。
今年10月に日本で両社の技術を連携したドローン物流の実証実験を始める予定。他のドローン関連企業にも参加を呼び掛けている。
アントワークは2015年設立。中国郵政とドローンを使った速達郵便サービスを展開。アリババグループなど向けにもドローン物流を提供している。
ブルーイノベーションが開発しているドローン専用の自動離着陸場装置などとアントワークが持つドローンによる荷物配送のノウハウを組み合わせ、日本で早期のドローン物流実現へ足場固めを図る。
実証実験は当初、商業施設など建物の屋内でドローンを使って荷物を運んだり、操縦者の目が届く近距離でドローンを飛ばしたりすることから始めるとみられる。
提携に際して握手する両社首脳
アントワークのドローン(いずれもブルーイノベーションプレスリリースより引用)
(藤原秀行)