大型車両の死角検知やコンテナ管理などソリューション提供目指す
車両運行管理効率化サービスを展開しているキャリオットは7月28日、中国系で通信型AIドライブレコーダーの開発・製造を手掛ける日本鋭明技術(Streamax、ストリーマックス)と提携したと発表した。
運送・物流業界で事故リスク低減と現場の管理効率向上が強く求められているのを踏まえ、両社の強みを生かし、ドライバーと安全管理者の双方に対して、より包括的かつ実用的な車両管理体験を提供することを目指す。
キャリオットは車両動態管理システム「Cariot」(キャリオット)を通じ、車両管理、リアルタイム位置情報管理、運転日報の自動化、アルコールチェックなどをワンストップで提供。2024年9月時点で350社以上が導入してきた。
Streamaxは高精細映像、AI、クラウドコンピューティング、ビッグデータを駆使し、多様な業界の企業向けに車両運行の安全性確保と効率向上をサポートしている。
両社が組むことで、大型車両の死角検知やコンテナ管理など、物流業界向けソリューションと車両動態管理を提供していくことを想定している。Streamaxはキャリオットの力を借り、日本市場を開拓していきたい考え。
(藤原秀行)