出資比率引き上げ、事業基盤強化図る
ニチレイロジグループ本社は7月28日、マレーシアの関連会社で低温物流を展開しているNL Litt Tatt Group(NLリット・タット・グループ)を7月24日付で連結子会社化したと発表した。
今年5月、出資比率を高めて連結子会社にする方針を開示していた。結び付きを強め、経済成長が続くマレーシアで低温物流の事業基盤を強化し、需要を引き続き着実に取り込みたい考え。
現状、NL Litt Tatt Groupへの出資比率はニチレイロジが49%、現地の物流企業SETIABAKTI LOGISTICSが48.9%、その他少数株主が2.1%となっている。ニチレイロジによる追加の出資額は開示していない。
(藤原秀行)