第1弾はやさいバスの野菜取り扱い、「一般」にも拡大準備
鈴与の子会社で静岡を地盤とする地域航空会社のフジドリームエアラインズ(FDA)は8月14日、航空貨物輸送に参入すると発表した。
8月18日に定期路線の航空機を使い、貨物の輸送を開始する。旅客輸送を補う収益源に育てたい考え。
第1弾として、青果物の配送を手掛けるやさいバス(静岡県牧之原市)と連携し、夏ダイヤ期間の8月18日~10月25日の毎週月・木曜日に、FDA176便(札幌・丘珠~静岡線)で同社の野菜などを運ぶ。
他路線への展開や一般貨物の取り扱いについても現在準備を進めている。
FDAはブラジル・エンブラエル製の中型機を15機保有している。貨物室や手荷物スペースの空きを有効活用することを想定。鈴与との物流面での連携も視野に入れているもようだ。
(FDA提供)
(藤原秀行)