コーナン商事、21~25年度にシステム・物流インフラへ232億円投資

コーナン商事、21~25年度にシステム・物流インフラへ232億円投資

新中計を公表、前期の3・6倍に拡大

コーナン商事は4月12日、2021~25年度を対象とする新たな中期経営計画を公表した。

5つの重点戦略の具体策の中に「物流・システムインフラの拡充などによる業務時間および業務量の20%削減」を盛り込み、システムや物流インフラへの投資に計232億円を投じる方針を明示。前中計の16~20年度実績(64億円)の約3・6倍に伸ばす方向性を打ち出した。

また、他社との連携を強化する取り組み例として、ニトリグループとの共同配送や、他社へのPB(プライベートブランド)商品供給強化を列挙した。

25年度の業績目標は、連結売上高が20年度実績比17・1%増の5000億円、経常利益が4・4%増の310億円、純利益が4・8%増の195億円などと設定している。

(藤原秀行)

新中計の概要はコチラから(コーナン商事ウェブサイト)

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