業務委託先従業員、ゆうパックの不在連絡票に差別的表現を記載

業務委託先従業員、ゆうパックの不在連絡票に差別的表現を記載

日本郵便九州支社が発表、謝罪

日本郵便九州支社は8月27日、長崎中央郵便局(長崎市)の管内で集配業務を委託していた事業者の従業員が、届け先への不在連絡票に差別的な表現を記載していたと発表した。

同社などによると、当該の従業員は7月29日、ゆうパックを配達する際、不在連絡票に差別的な表現を手書きで記載し、住戸の郵便受けに投函していた。同社は具体的な記載内容を明らかにしていない。



届け先の人が同社に連絡して問題が発覚。日本郵便の社員がこの人の自宅を訪れて直接謝罪した。従業員は集配業務を外れ、現在は在籍していないという。

同社は「このような事案を二度と発生させないために、全社的な人権意識向上のための社員教育・指導の実施等、再発防止の取り組みを徹底してまいります」と謝罪するコメントを出した。

(藤原秀行)

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