日通とUDトラックス、ホクレン、道庁が連携し8月に実施
日本通運とUDトラックス、ホクレン農業協同組合連合会(札幌市)は7月19日、トラック自動運転の共同実証実験を今年8月に行うと発表した。北海道庁も協力する。
約1カ月間、てん菜の集荷運搬を想定した実験用ルートを北海道斜里町のホクレン製糖工場の敷地内に設置し、実験を展開する予定。
UDトラックスの大型トラック「クオン」に、限られたエリアを無人で走行する「レベル4」の技術を搭載する。ただ、実験の際は緊急時に備え、運転席にドライバーが乗り込む。
4者は深刻なトラックドライバー不足などを踏まえ、農産物の物流を持続させていくために実験を展開、将来の自動運転実現につなげていきたい考えだ。
UDトラックスが2018年12月に埼玉・上尾の本社内で公開した「レベル4」のトラック自動運転デモンストレーション
(藤原秀行)