製造・物流現場の“ダウンタイム削減”後押し
製造・物流業界向けのロボット開発を手掛けるPhoxter(フォクスター)は9月3日、生成AI機能を搭載したPhoxter製AMR(自律移動ロボット)を開発したと発表した。同社は国内で初めてと主張している。
生成AI機能の画面イメージ
従来、AMRにトラブルが発生した際にはメーカーやSIerへの問い合わせが必須で、復旧までに時間を要することが課題となっていた。
Phoxterは国内2000台超のAMR納入や250社以上の製造業におけるAI外観検査システム導入の実績を踏まえ、生成AI機能をAMRに搭載することで、現場でトラブルを解決できるよう支援、稼働停止の時間を短縮し、物流施設や工場の生産性向上を後押しする。
運用イメージ
Phoxter製AMR
新AMRは9月10~12日に東京・有明の東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2025」で初公開する。
(藤原秀行)※いずれもPhoxter提供